VMアーキテクチャー


アーキテクチャー

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1.VMX(ユーザー・アプリケーション)
 プログラムの初期化と終了,仮想マシンのパワー・オン/オフ,チェック・ポイントなど,すべての仮想マシンの状態を変更する。また,ネットワークやディスクといったデバイスのエミュレーションと,CD-ROMやシリアル・ポートといったデバイスのバックエンド動作など,仮想マシンのほとんどのインフラを提供する。

2.VMM(モニター)
仮想マシンのパワー・オン時にVMXによって作られ,CPUの仮想化とデバイス性能に関する重要な部分を担う。例えば,x86プロセッサで割り込みやメモリー空間を制御するためのIDT(割り込みディスクリプタ・テーブル),GDT(グローバル・ディスクリプタ・テーブル),LDT(ローカル・ディスクリプタ・テーブル)については,VMMが直接CPUに対して制御する。ただし,CPU以外のハードウエアにつては直接制御しない。

3.AIO(非同期I/Oスレッド)
ディスク,CD-ROM,Generic SCSI,フロッピなどのI/Oスレッドである。

4.VMkernel
ハードウエアの管理および,仮想マシンのスケジューリングとメモリー管理を担う。

5.MKS(マウス・キーボード・スクリーン)
リモート・コンソール(リモートMKS)からの入力とグラフィックス・システムのインターフェースを司る。

6.vmnix
VMkernelをロードする。仮想マシンとコンソールOSとの間でSCSIデバイスを共有したり,VMFSへのアクセス,コンソールOSからVMM,VMkernelを制御したりするにはvmnixを経由する。なお,コンソールOSは,Red Hat Enterprise Linux 3 update6をベースに作られている。

  • 最終更新:2017-06-04 09:35:15

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